10月31日
10月29日、30日は休診してしまい、ご迷惑お掛けしました。研修会に参加してきました。
日々研鑽を積まないと責任をもって皆さんのお子さんを診察できないと思っていますので
時々出掛けさせてください。
澁谷が会場ではありませんでしたが、あちこちでハロウィーンの仮装を楽しむ人々を見かけました。
還暦の記念に参加してみようと悪友から誘われていますが、どんなものでしょうか。
人、人、人、少し前にも東京へ出掛けて来ましたが、飛び交う言語が日本語以外にいくつかを聞き分けることができるくらい
以前に増して多くの外国人とすれ違いました。
私も英語くらい話せるように勉強しなきゃいけないとも思いました。
前置きはこのくらいにして
研修会で、私は82歳の小児科医「隈部恵子」先生に偶然にもお会いしました。
かなり興奮しました。同じ名前の先生がおられることは知人から聞いてはおりましたが確かに実在しておりました。
小柄で、低いヒールを履いて、背筋をピンと伸ばして、新幹線に遅れるから長い話は出来ないのよ
と荷物をもって小走りで地下鉄のホームを降りた背中を見えなくなってもずーっと追っていました。
夢のような時間でした。
もう5年くらい前に、私の娘と同じ名前で漢字も同じお嬢さんが、たまたま娘と同じ大学の編入試験を受けて合格し
学生課も何を間違ったのか私のところへ連絡がきたものですから
少しばかり困ったことが起こった時がありました。
そのお嬢さんの弟さんのお名前が、これまた偶然にも私の弟の子供と漢字まで同じ名前でした。
そんな偶然が重なり、今ではお付き合いさせていただいていますが、
似ている名前がそれぞれの家族に多いため、だんだんどの人がどちらの家族に属しているのかよくわからなり
みんな仲間、みんな家族だって感じるようになっていきます。
こんなふうにだれとでもお付き合いできたら、もっと自分は気持ちが楽になるかもしれません。
私はいつも、いくつも鎧を付けて身構えて人前に立つけれど、中身は取るに足りないちっぽけな存在、
自分とか他人とかの枠を取り除けたらどんなにいいかとも感じます。
所詮凡人の独り言ですかね。