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9月16日(日)に掲載します。 敬老の日。あちこちの町内で敬老会が開催されていました。 私の母は91歳。とてもそんな高齢とは見えない立ち振る舞いと 考え方をして、今もって世の中のために、人のためにと言葉にして日々を生活しています。

私には出来ないなあと感心しています。

年齢とは生きてきた時間だけのことで、実年齢は勝手に変えられるのではないかと

母を見ていると勘違いをしてしまいます。

あのくらい生きていると、何かを悟っていくのでしょうか。

季節ごと、その時々の節目の神事、仏事は大事な行事となります。

人は見えないものに支えられているから、すべてに感謝するように。

命しかいただけないのだからご飯は、どんなものでも文句を言わず有難くいただくように。

明日はない、あるのは今だけ、この時だけ。

平凡に何もないことが有難いことだと思いなさい。

などなど、私の子どもたちも、もはや化け物かもしれない母の、こうした言葉を聞きながら成長していきました。

もしかすると、これこそが語り継がれる日本人の心意気なのかもしれないと

今日は再認識したところです。

そんなことを考えていたら、忘れていた記憶がよみがえってきました。

それは

まだ富士山が文化遺産に登録されておらず、周辺の観光地には外国人の姿はまばらなころのことです。

公的な仕事の一環で、山梨の名所を写真に残すことになりました。

意味なく集めて喜んでいる程度でしたが、若いころからご朱印を頂いたりお守りを集めたりしていました。

今は少し勉強させてもらって大分姿勢は変わってきましたが

私は神社参りが大好きです。富士山周辺の名のある神社も

失礼のないように写真に収めさせてもらっていましたが

それぞれの神社は、静かな中にも厳しい一面を覗かせていると感じました。

話がそれました。

昨年、富士吉田に出かけた時のことです。

小学校の教室の壁に掲示されていた高学年の子どもの書いた作文が目に留まりました。

富士山の環境問題についての題だったのかもしれません。

外国人のある神社でのマナーについて問題提起されていました。

こんな内容だったと思います。

「手水所の神聖な水で水筒を洗ったり、手ぬぐいを洗ったり

狛犬に石を投げたり、木に傷をつけたりしていることを大人はなぜ注意をしないのか

そんなことをしてはいけないと張り紙をしたらどうか

注意をしたらどうか

と一緒に住んでいるおばあちゃんに伝えたら

日本の神様はおおらかだから、なんでも受け入れて許してくれる

いちいちダメダメ言ったら、折角海を渡って来てくれたお客さんに

嫌な思い出を残すだけになる。

そんなことより、そういうことをする人たちの幸せを願うことの出来る人になってほしい

と言われた

それで、考えたのは

こういうふうにすると、日本の神様が応援してくれるよ

という内容で、神様にお祈りする方法をそれぞれの言語で観光案内で紹介したらどうか」

という提案でした。

私は感動してしばらくその場を動けませんでした。

小学生でありながら、こういう視点で物事を見据えて自分の考えをもつこともさることながら

そのおばあ様の教えとそれを受け入れる器のある魂の持ち主であることに恐れ入りました。

明るい未来の光を見たようでした。

それなのに、私はこの感動を、この折角のこんな大事な提案をしてくれている内容に接したのに

誰にもどこにも広めることが出来ず今まで生活していました。

慌ただしかったから、そんな余裕がなかったから、と言い訳している自分を

恥じています。

そんなことを思い出したので、外国人に有名な、インスタ映えする、ある神社へお参りをして参りました。

夕方近くではありましたが、たくさんの外国人であふれていました。

指摘されていた内容を思い出すくらい、それはそれは目を覆いたくなるような光景があちこちで繰り広げられていました。

神社の関係者に、注意事項など張り出さないのか、と伺ってみたら

読まないから、と諦めの表情でした。

私はこころが狭いから、とてもこの人たちの幸せを祈れないけれど

この神社のご祭神様の平穏は祈ることが出来ると、深く祈りました。

これからきっともっと富士山周辺には外国人がやってくると思います。

日本の象徴とも言える、私たちが古くから大切にしているものを

どう外国人に分かりやすく紹介して、納得してもらって、保存に協力してもらえるか

真剣に論議していかなければならないと改めて思いました。

私が、あの作文を書いてくれた子どもの気持ちを汲み取る大人であるためには、どう行動すべきか

今更ですが考えていきたいと思いました。

このブログを読んでいる方に、情報発信関係者や観光紹介、環境問題に詳しい方々がおられたら

何かの時にこの内容をお話していただけませんか?

既に、自分だけがよければとか誰かや何かを押し倒して一人勝ちする時代ではなく

同じ意識、同じ価値観を持った仲間どうしがお互いに助け合って、共に喜び、共に明るく楽しく

生きていく時代になってきていると思うのです。

だから、外国人であろうが日本人であろうが、知らないことは教えてあげる

その後は個人の選択にお任せするけれど、まずは「こうしたらいいよ」って

伝えてあげることが必要なんじゃないか

と私はそう思うのです。

今日は久しぶりに熱が入ってしまいました。

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